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KiKのズンダレ巴里日記
パリからあなたにお届けする、とっておきのくだらない話
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モリエールの「タルチュフ」は演出も内容もモダンです!
昨日は久しぶりに古典演劇を見てきました。モリエールの「タルチュフ」です。場所はオデオン座、といってもパリ中心部にある由緒あるあの劇場ではなく、その姉妹版として17区のベルチエ大通りに開設された、わりと新しい劇場です。以前はオペラ座の舞台装置を保管する倉庫だったようで、外見も中の入口部分も、どこか殺伐としています。




演出はリュック・ボンディ。このひとが3年くらい前に演出したマリヴォーの芝居、すごく見たかったのに、気が付いたらもう席がなくなっていて、悔しい思いをしました。なので今回はリベンジです。

あと、出演者もKiK的には超豪華!まずはクロチルド・エスム。この女優さん、こんなに綺麗で芝居もうまいのに、何故かあまり人気がありません。非の打ちどころがないから?もっとブレイクして欲しいです。
それから、これまたKiKの好きなミシャ・レスコー。モヤシのようにひょろ長いシルエット、決して男前ではないけれど、独特のコメディーセンスで一度見たら忘れられない役者さんです。

古典劇はやっぱり台詞が難しく、細かいところは良く分からなかったKiKですが(予習しとけばよかった...)、約2時間全く退屈せずに見ることができたのは、巧みな演出、役者たちの絶妙の演技に加え、耳に心地よいモリエールのテクストのおかげでしょう。韻を踏んだり、アレクサンドランと呼ばれるリズミカルかつ流麗な一連の台詞...

モリエールの多くの作品がそうであるように、「タルチュフ」も現代に通じる部分が多くあります。一家の大黒柱オルゴンにうまく取り入り、彼の家庭に居着いて一家の財産や妻を手に入れようとする偽善者タルチュフの話は、あの尼崎で起きた恐ろしい事件を思い出さずにはいられません。

ちなみに、舞台のセットはこんな感じ。


メゾネットふうの大掛かりなセットです。高い天井を思いっきり有効に使ってますね。さすが国の援助を受けている劇場ですな~。 コメディーフランセーズもそうですが、凝った舞台装置や衣装も、この手の劇場で上演される芝居の楽しみの一つ。
自分の払っている税金のほんの一部がこの舞台に使われているのかと思うと、ちょっと嬉しいかも?


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