KiKのズンダレ巴里日記
パリからあなたにお届けする、とっておきのくだらない話
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大家はつらいよ
あ~疲れた。長時間拘束されて結局は出費の件ばかり次々と決定して...

なんの話かというと、アパート所有者会合です。KiK は生意気にもレアールというパリのど真ん中に小さなワンルームアパートを持っていまして、その建物にある各アパルトマン所有者の定期会合が昨日だったのです。

なにせ古い建物なので(築200年以上)、そりゃ何かとガタがあるのは仕方ないとして、うちの建物を取り巻く状況は悪すぎ!

まず、隣の建物相手に裁判を起こしてます。これは、隣接する壁の工事費用をこちらがすべて肩代わりしたので、費用半分の支払い要求。ちなみに、工事の原因となったのは、隣のアパルトマンの水漏れ... こちらの裁判は時間がかかるんです、トホホ。

それから、最上階の部屋の床がだんだん陥没し、そのすぐ下の階の天井が落っこちそうになっているという事態が発生。原因は、以前の所有者が無理矢理工事をして、建物の構造上、手をつけてはいけないところまで壊してしまったから。構造の部分は共同管理の範囲なので、工事の一部は建物内のアパート所有者全員で負担することに... 何てことしてくれたんだ(怒)。幸いKiK の部屋には被害はありませんが。それにしても、床がこんなことになっているとは知らずに購入した最上階の人、かわいそう...

あと、建物正面の清掃と塗装が超やっつけ仕事で、責任者の建築家と請負業者に損害賠償請求という厄介な件も。示談でことが済めばいいけれど、そうでないとこれまた裁判ざたになる危険性が...

パリでアパート持つのも楽じゃないです、ホントに。

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ブーローニュ・ビヤンクール散策
今日はパリに隣接するブーローニュ・ビヤンクールという町をブラブラしてきました。

この辺はいわゆるベッドタウンですが、近年の建設ラッシュで最近ではオフィスも増えてきています。何となく新しい建築物が見たくて行ってきました。

思っていたよりも多くの現代建築があり、公園や道もきれいに整備されていて、時に息のつまりそうになるパリ市内とは大違い。公園に面した、広いテラス付きのアパルトマンなんて、住みごごち良さそうだなー。

幼稚園と思しき所にはこんなものが...

建物の一部を突き破るキリンさん。


屋根に前足を掛け、まるでピアノを弾いているようなクマさん。

公園にはKiKの好きな藤の花。



桜よりも藤の方が好きです。今年は例年より暖かいせいで、既に散りかけてます。庭があったら絶対に藤棚を作りたい!

通勤中のひとコマ
今朝の出来事。
KiK は毎朝地下鉄13号線に乗ってサンラザール駅まで行くのですが、その手前にあるミロメニルという駅で、停車したことはしたけれど、何故かドアが開かない。この駅で降りようとしていた人が必死にドアを開けるボタンを押している。ホームにいる人たちも安全柵が開かないので不思議そうな顔。よく見ると車両のドアと安全柵の開き口が大幅にズレている...

そこに運転士さんのアナウンスが。

「停車位置よりかなり前方まで来てしまいましたので、このまま発車します。当駅で降りられる方は次のサンラザールで降車願います。スミマセン」

オイオイ... 運転士さん何をボーッとしてたんだか。周りの人達も苦笑していました。

役に立たないフランス語講座・Cloche
先の日曜日は復活祭でした。キリスト教徒にとっては、実はクリスマスよりも大事な日だそうです。
この時期になるとよく見かけるのが、様々な形をしたチョコレート。「産めよ増やせよ」の象徴といえるウサギや卵の形が多い中で、結構見かけるのがコレ。


鐘でございます。ちなみに、これはKiKのいただきものデス。フランス語で鐘は Cloche というのですが、この単語には別の意味もあるんです。

まずは、「間抜け」という意味。鐘は内側がスッカラカン。転じて頭の中が空っぽの人、つまりおバカさんというところから来ているんですね。

もう一つ面白いのが、se taper la cloche という表現。意味は「バカ食いする」。

どちらもかなりくだけた、というか下品な表現なので、使う時は気をつけましょう。特に初心者の人は使わない方が無難かも。


オカマの味
今日は復活祭の翌月曜日、祝日です。生憎の天気でしたが、近くで開かれていた骨董市をひやかしに行きました。





場所はアレクサンドル3世橋の下です。今日は残念ながら戦利品ナシ。

その後、マレにある Tata burger で昼食。フランス語で Tata というのは、tante のくだけた言い方で、「叔母 (伯母)」と言う意味ですが、スラングでは「オカマ」を意味します。ひと昔前、オルセー美術館の向かい側にあるセーヌ河畔の一部は Tata beach と呼ばれておりました。なぜなら、夏になるとここで組合の人達が大挙して日焼け(と併せてナンパ)をしていたからです。

話が脱線しましたが、このバーガーレストラン、その名の通りゲイゲイしい雰囲気に溢れてます。この手のレストランは大体あまり美味しくないと相場が決まっているのですが、ここはなかなか健闘しています。おまけに値段も超良心的。ランチでは日替わりバーガー(フライドポテトとコールスロー付き)とドリンク(ビール、ワイン含む)でたったの8.90ユーロ。ちなみに今日はこれです。


お店の中はこんな感じ。


スタッフはいわゆるパリの「イカホモ」お兄さんばかりで、そこそこ愛想もいいです。マレで早く、安く、且つ腹一杯食べたい人にオススメ。



住所 : 54, rue Sainte Croix de la Bretonnerie 75004 Paris
アクセス : 地下鉄1号線または11号線 Hotel de Ville 下車
モリエールの「タルチュフ」は演出も内容もモダンです!
昨日は久しぶりに古典演劇を見てきました。モリエールの「タルチュフ」です。場所はオデオン座、といってもパリ中心部にある由緒あるあの劇場ではなく、その姉妹版として17区のベルチエ大通りに開設された、わりと新しい劇場です。以前はオペラ座の舞台装置を保管する倉庫だったようで、外見も中の入口部分も、どこか殺伐としています。




演出はリュック・ボンディ。このひとが3年くらい前に演出したマリヴォーの芝居、すごく見たかったのに、気が付いたらもう席がなくなっていて、悔しい思いをしました。なので今回はリベンジです。

あと、出演者もKiK的には超豪華!まずはクロチルド・エスム。この女優さん、こんなに綺麗で芝居もうまいのに、何故かあまり人気がありません。非の打ちどころがないから?もっとブレイクして欲しいです。
それから、これまたKiKの好きなミシャ・レスコー。モヤシのようにひょろ長いシルエット、決して男前ではないけれど、独特のコメディーセンスで一度見たら忘れられない役者さんです。

古典劇はやっぱり台詞が難しく、細かいところは良く分からなかったKiKですが(予習しとけばよかった...)、約2時間全く退屈せずに見ることができたのは、巧みな演出、役者たちの絶妙の演技に加え、耳に心地よいモリエールのテクストのおかげでしょう。韻を踏んだり、アレクサンドランと呼ばれるリズミカルかつ流麗な一連の台詞...

モリエールの多くの作品がそうであるように、「タルチュフ」も現代に通じる部分が多くあります。一家の大黒柱オルゴンにうまく取り入り、彼の家庭に居着いて一家の財産や妻を手に入れようとする偽善者タルチュフの話は、あの尼崎で起きた恐ろしい事件を思い出さずにはいられません。

ちなみに、舞台のセットはこんな感じ。


メゾネットふうの大掛かりなセットです。高い天井を思いっきり有効に使ってますね。さすが国の援助を受けている劇場ですな~。 コメディーフランセーズもそうですが、凝った舞台装置や衣装も、この手の劇場で上演される芝居の楽しみの一つ。
自分の払っている税金のほんの一部がこの舞台に使われているのかと思うと、ちょっと嬉しいかも?


ナマケモノ
気がついたらミラノ編以来一週間以上も更新していませんでした。KiK は怠け者です。時間もネタもそこそこあったのに、ついグダグダと毎日を過ごしてしまった... 春の陽気のせいでしょうか... なんてつい根拠もない言い訳、みっともないったらありゃしない。

ネタに関しては、上にも書いたように有ることは有ったのですが、どうも今ひとつ。それならいっそのこと書かない方がいい、なんて思うのは、ブログを書くことをちょっと重く考えているせいなのかな... もっと気軽に捉えてみようかな。

かと言って、「今日の夕食はこんなのでした。ウフッ」だけみたいなのはイヤだし... いや、ブログなんてそんなもんかしら?実際にそんなものも多いしな...

とにかく、これからはもっと努力したいと思います(強引なまとめでスミマセン)。

ミラノ滞在記 その3
ミラノ滞在記最終回は穴場スポット編です。

まずはヴィラ・ネッキ Villa Necchi から。在ミラノの知人から面白いところがあるよ、と薦められて行きました。1930年代にある大実業家が建てたお屋敷です。この実業家、金に糸目はつけないので、とにかく最高の素材で時代の最先端を行くモノを作ってくれと、屋敷のみならず家具調度品に至るまで建築家に一任したそうです。
当時としては超画期的な設備はもちろん、菱形をモチーフにした天井から暖房器具を隠すための装飾に至るまで、アールデコなど20世紀前半の建築やデザインが好きな人にはたまらない場所だと思います。

残念なのは、当時デザインされた家具の殆どが残っていないということ。戦前の富裕階級の人々の目には、シンプルなデザインの家具は「貧乏臭い」と映ったようで、後に18世紀の調度品に取り替えられたので。もったいない!家具を含めた当時の部屋の状態は写真でしか分かりませんが、このお屋敷に似合う家具は、やっぱりシャープなミニマリズムのものだと思います。

レストランを2件紹介します。
ひとつは「最後の晩餐」を見に行く前に腹ごしらえをしようと思って偶然入ったところで、魚料理専門のお店。お昼の日替わりメニューがお得です。パスタ+グラスワイン又は水+コーヒーがついて12ユーロ、パスタの代わりにメインだと15ユーロと良心的。量もありますよ~ 。
Acqua di mare
住所 : via Terraggio 11

もう一件は、家族経営ふうの小さな小さなレストラン。愛想はないけど、いかにも働き者といった感じの女将がキビキビと動いているのが感じよし。料理は素朴なイタリア版おふくろの味。予約はできない、カードで支払いできない、など面倒くさい頑固オヤジ(オバチャン?)の店ですけど、美味しいです。席待ちをしている人が沢山いるので、食べ終わったらサッサと帰りましょう。
Latteria San Marco
住所 : via San Marco 24

これでミラノ編はおしまいでーす。
ミラノ滞在記 その2
ミラノ滞在記の続き、名所旧跡編です。

まずはブレラ絵画館から。ルネサンス期前後の絵画、特に宗教画が多いです。KiKは宗教画けっこう好きなので、ここはかなりじっくりと見て回りました。こんなフレスコ画がありました。


聖母子画ではこれなんか良かった。

ふくよかな聖母マリア、京塚昌子さんみたいです。

写真撮影はokなのかどうかわかりませんでしたが、ちゃちゃっと素早く撮ってきました。

教会ではサンタ・マリア・プレッソ・サン・サティロというところが面白かった。ブラマンテが手掛けた見事なだまし絵は一見の価値あり。via Torino という、大聖堂のすぐそばの割と大きな通りにあるのですが、うっかりしていると見落としてしまうほど地味な構えなので、気をつけましょう。

あとはやっぱり、レオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐ですね。完全予約制で15分しか見学できないということもあってか、ちょっとガッカリすると言う人もいますが、実際に本物を見て、KiKは素直に心揺さぶられました。絵そのものよりも、劣化した状態、絵の真下にあった出入口を拡大したことで、キリストの足元の部分がすっかり無くなっていることなど、何世紀もの間にこの絵が受けてきた受難を思うと、何かを感じずにはいられません!

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