KiKのズンダレ巴里日記
パリからあなたにお届けする、とっておきのくだらない話
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ミラノ滞在記
こんにちは。ミラノから帰ってまいりました。ミラノではWIFIが使えず、更新できませんでした。おまけに、パリに帰ってからもバタバタして、更新がズルズルと遅れる始末...

ミラノは、大学生の頃に初めての海外貧乏旅行で訪れて以来、20年以上ぶりでした。初めて行った時は、なんだか陰気な街という印象でしたが、2月の終わりだったということを考えると、当然といえば当然。

今回は、陰気ではないけれど、あっちこっち工事中でうるさい街という印象が強く残りました。どうやら来年の万博に向け、お色直しに余念が無いようです。有名な大聖堂も、正面はすっかりキレイになってましたが、中に入ると工事現場さながらで、大聖堂の内部とは思えぬほどの騒がしさでした。

また、今回改めて気がついたのが、建築物のデカさ。中央駅、ガレリア、大聖堂は言うに及ばず、大通り沿いの役所関係と思しき建物から、小さな通りにあるかつての貴族の館風建物まで、よくもまあこんな威圧的なもんを建てられたものよ、と感心するやら呆れるやら。でも、それはそれで全体的に調和が取れていて、いいものです。写真撮るのは大変ですけど。

次回は名所旧跡・美術館について書こうと思います。
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ヴィチェンツァ便り その2
昨日の予告通り、ヴィチェンツァ滞在記の続きです。今朝はまずオリンピコ劇場を見学。ココに来たかったのよ~。今回の旅行のメインイベントと言っても過言ではない。




これもパッラーディオの作品です(ただし、完成したのは彼の死後)。入ってしばらくは座り込んでボーッとするくらい圧倒的な美しさ。それから、我に帰って必死に細部を見ようとあっちに行ったりこっちに行ったり大忙し。

数年前にテレビで見て以来、是非是非行ってみたいと思っていたので、大満足です。

他に興味深かったのは、サン・ロレンツォ教会の正面入口左脇にある14世紀初頭の壁画です。


後に現れるジオットの絵のように洗練されていなくて、どこかビザンチン風も混じっているのがイイですね。

明日からはミラノに滞在しまーす。

ヴィチェンツァ便り
突然ですが、KiK は今、北イタリアのヴィチェンツァという町に来ています。早朝にパリを発って(4時起き...)ヴェネチアに着き、それから電車で30分。お昼前に着きました。

ここは建築家パッラーディオの町。彼及びその弟子が残した一連の建築物は世界遺産にも登録されていて、街中にはあっちを向いてもこっちを向いてもパッラーディオだらけ。この町の観光は彼一人で支えられています。

午後はラ·ロトンダというヴィラを見学。個人の邸宅なので、内部の写真撮影は不可ですが、外側はこんな感じ。



これはいわゆる正面からの写真ですが、建物の四方がこれと同じ姿なんです。内部はKiKの表現力では到底言い表せない美しさ。外側の写真をもう一枚どうぞ。



屋根にこれでもかと彫刻を置いて飾るのがパッラーディオ風です。

庭園で気に入ったのはこんなもの。




お尻が綺麗です。

続きは(たぶん)明日にでも... もう今日は眠いので
チカンにご用心
今日の無料新聞の一面に、こんな見出しがついていました。フランスでもチカンっているんだな~ 日本だけかと思ってた。地価は高騰、賃貸物件は少ない上に高い家賃をふっかけるパリの住宅事情から、郊外にどんどん人が流れて、通勤時のラッシュは酷くなる一方。そうなるとチカンが暗躍するのも納得です。

ちなみにチカンをする人は、フランス語で frotteur と言います。直訳すると、「擦る人」。何を擦るのかはいろいろあると思いますが... フランスのチカンはズボンのポケットに穴をあけておいて、ポッケに手を突っ込んで「擦る」人が多いそうです。

記事を読んでちょっと意外だったのが、フランス人女性の被害者の9割が、警察に届けないということ。普段は気が強い彼女たちも、やっぱりショックや恥ずかしさで辛い思いをするんだね。

新聞によれば、パリの地下鉄では2号線、4号線、13号線といった、よく混雑する線に多いようです。確かに4号線のあの混み具合は異常。ラッシュアワーじゃなくても混んでるしな。

男同士でも、チカンと言うほどではありませんが、隣に座ってやたら腿や膝をくっつけてきたりする人がいます。これは事前にアイコンタクトを交わしていたりする場合など、組合員同士のことなので、ほぼ合意の上って感じですけど。相手が好みのタイプだったら興奮するのは当然ですが、そうでなくても、「電車の中でこんなことしてるぅ~」と、何だかんだで結局は興奮を覚えてしまうものなんです。あ~阿呆らしい。

さて、チカンといえばこの曲


懐かしいですね~

おかしな夫婦のドタバタ喜劇
今日は久し振りに芝居ネタです。
昨日サンジョルジュ劇場で Meme pas vrai ! という舞台を見に行きました。とりあえずポスターはこんな感じ。


何だか爽やか~なロマンチックコメディみたいな感じですが、実は大違い。
なぜこの舞台を見に行ったのかというと、まず演出家がKiKの好きなジャン=リュック・ルヴォル。この人はたまに俳優としても舞台に上がっていて、KiKは以前、この人がドニ・アルカンジェロという役者とコンビを組んでのコミックショーを見たことがあります。オヤジギャグ風ダジャレ連発、下ネタ満載で、とにかく笑わせてもらいました。

もうひとつの理由は、主演女優のラファエリーヌ・グピヨー。KiKはこの女優さんを「フランス版YOU」と勝手に呼んでます。独特の声や、卓越したコメディエンヌぶりが...被ります。

ストーリーを簡単に説明しましょう。いつもお互いに冗談やホラ話ばかり、時にはエスカレートして毒舌を飛ばし合ったりもする変な夫婦。でも、それは本当のことをなかなか素直に言えず、つい誤魔化したりはぐらかしたりする、彼らなりのコミュニケーション。しかし、夫が重大な秘密を隠していたことを妻が知り、息子や友人たちを巻き込んで一騒動起こす、というもの。

丁々発止の会話が何よりも秀逸で、いくら素直じゃないからってそこまでひねくれたこと言わなくても、と思うくらいでしたが、そこがまた笑える。

タイトルを日本語にすると「嘘八百!」という感じでしょうか。YOUさん主演で日本語版、誰かやってくれないかな~?

ひそかな愉しみ
白状します。
イケナイこととは分かっているのですが、どうしてもやめられません。
電車やバスの中で、他人が読んでいる本を覗くことが...

日本では本にカバーをするのは当たり前ですが、フランスではごくたまに見る程度。みなさんあまり気にしていないようです。それでも、先日仕事の同僚が白いラベル用のシールを探していて、何に使うのと聞いたら、本のタイトルを隠したいんだとか。どんだけエゲツないタイトルなんだろうと思ってまた聞いてみると、「イエスキリストの生涯」って... そんなんで恥ずかしがっていたら、こんな表紙の本をカバーかけずに電車の中で読んでいた KiK の立場はどうなる。


最近で印象深かったのは、例えば

*ルソーの「社会契約論」を読む、KiK と同年代のおばちゃん
歴史の授業で習ったので名前だけは知っているけど、なんか難しそうで... と敬遠しがちな本ですよね。もちろんKiKは読んだことありません。こんな本をさりげなく読んでいるおばちゃん、なかなかカッコよくないか?

*必死に笑いをこらえながら読んでいた、組合員風の男
乗客少なめの、朝の地下鉄にて遭遇。あんまり悶えながら読むものだから、そんなに面白い本なんだ、と興味が湧き、タイトルと作者名を懸命に覚え、忘れないように小声でブツブツ囁いたりして、その人が降りた途端にメモ。
後日、その本を書店で見つけ、裏表紙の解説を読んだら、ゲイの作家の本でした。あの人、きっとカマネタでツボっていたんだろうな。

最近ではスマホでゲームをする人が多くなって、あまり本ののぞき見が出来なくなったのがサビシイ。

さらば冬の味覚
早いものでもう3月になりました。今年のパリは暖冬もいいところで、KiKは手袋も帽子も使うことがありませんでした。今の所はね。

近所の公園では梅の花がチラホラと咲き始め、春の到来が楽しみになる一方で、ちょっと寂しいのが、もうすぐ食べられなくなる冬の味覚。今日はそんな彼らに哀悼の意を込めて(大袈裟な...)、KiKの好きな冬の食べ物を紹介します。

トップバッターはこの方。

ただの洋梨と侮るなかれ。Passe crassane という種類の、この上なく甘くてジューシーな一品です。特徴は、もぎ取った枝の切り口につけた赤いロウ。時代物のドラマや映画で見られる、手紙に封をするときに使われているアレです。熟成を遅らせるために使われていたテクニックですが、科学的にはなんの効果もないそうです....
下手なお菓子よりもよっぽどデザートとして満足できる果物です。

次はお野菜代表のこちら。

冬はやっぱり根菜ですね。中でもKiKが一番好きなのがこのキクイモ。スープやピュレにしてもよし、煮物や天ぷらにしてもよし。アーティチョークみたいな味がたまらん。
フランスでは第二次世界大戦中の食糧難でこれしか食べるものがなく、今でも70代後半ぐらいのご老人には拒否反応を起こす方もいます。実際は当時よりも改良されて味も格段に旨くなっていると思うのですが...

最後は海の幸。

ホ~タテをなめるなよ (ゴーゴー!)、と安岡力也さんの歌が聴きたくなります。
KiKは魚屋に頼まず、自分で開けます。ずいぶん昔に、貝柱だけ残してヒモも卵もポンポンとゴミ箱に捨てられてしまったことがショックだったので。
貝を開ける作業はキライじゃないです。牡蠣を開けるのも(大量にはムリですが)好きです。ちょっとサディスティックな快感があります。

フランスも日本と同じく、四季それぞれに美味しいものがありますが、KiKはどちらかといえば冬の食材が好みです。なにはともあれ、旬のものは安くて旨い!
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