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KiKのズンダレ巴里日記
パリからあなたにお届けする、とっておきのくだらない話
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そして父になる&The lunch box
相も変わらずダラダラと年末年始を過ごしているKiKですが、こんな機会なので以前から見たかった映画を二本たてつづけに見てきました。

まずは日本でもヒットしている、「そして父になる」。フランスでの評判も上々で、日本人としては嬉しい限りです。KiK個人としては、「カーネーション」以来すっかりファンになった尾野真千子さんの演技を堪能しました。真木よう子さんも、出番は少ないけれどしっかり見せてくれて、彼女の実力を再確認。この二人は本当に上手い!

家庭のためにキャリアを捨て、子育て一筋だった母親が、目の前に突然現れた試練と対峙し、おそらく初めて夫に険しい顔を向ける、そんな尾野さんの抑えた演技が印象的です。電車の中で実の子と二人きりでいるシーンの美しさは忘れられない。

真木よう子さん演じる母親は、少しだらしない夫に代わって一家を支える、現代版肝っ玉母さんという感じがよく出ていましたね。もう一方の家族から来た実の子供に「最初は怖かったけど、優しかった」というようなセリフを言われるところがあって、妙に納得。

もう一本は、インドのムンバイを舞台にした The lunch box という、これまた佳作。
インド映画とはいえ、フランスとドイツが制作に参加しているので、いわゆるボリウッド映画とは全く趣が異なります。

簡単にストーリーを説明しましょう。ある一家の主婦が、毎日夫の職場に手作りのお弁当を届けさせている (アチラでは、そんな弁当届け屋とも言うべき配達業がちゃんと確立されていて、その描写も興味深い)のだが、ある日間違ってお弁当が見も知らぬ人のところへ届けられてしまい、それがきっかけで、二人の間に弁当箱の中に手紙を入れた文通が始まる。そのやりとりを通じ、二人はお互いの悩みや昔の思い出を打ち明けるほど心を交わしてゆくのだが...

映画の最初の方は、ややリズムが緩慢ですが、次第にストーリーに引き込まれる、丁寧な作りです。欧米の映画だと、登場人物が泣きわめいたりするような場面でも、この映画では静かに、サラッとした描写で済ませ、かといってシッカリとエモーションに溢れるシーンに仕上がっているところがニクイ。

日本で公開されるかどうかはわかりませんが、もし機会があれば、絶対に見て損はないと思いますヨ!
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