KiKのズンダレ巴里日記
パリからあなたにお届けする、とっておきのくだらない話
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無重力
最近巷で話題の映画「ゼロ・グラビティ」を見に行ってきました。
とにかくあっちこっちで評判が良いので、これでズッコケだったら許さんぞ、と変に身構えて行ったわけですが...

映画でこんなにハラハラしたのは久しぶりですよ。爪の先まで文系のKiKは、どうもSF映画が苦手でして、何やワケわからんと敬遠しがちなんです。この映画にもワケわからんところは(KiKにとって)山ほどあったのですが、それを差し引いても余りある面白さで、大満足。

登場人物が二人だけ、時間が一時間半という潔さも良い。まるで舞台を見ているような緊張感がありました。

サンドラブロックが時々片桐はいりさんのように見えたのはKiKだけでしょうか。とくに化粧ッ気の無い役立ったので、余計にそう見えたのかも。

ジョージクルー二ーは相変わらずジョージクルー二ーを演じてます。ネスプレッソのCMが途中で入ったのかと思いました。別にけなしているわけではないんですけど... あのCMも映画と同じくらい気合を入れてやっているってことよね、と自らに言い聞かせてます。

評論家の絶賛も満更大げさではないな、と納得したKiKでありました。
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フランス海軍チャリティーバザー
お隣に住んでいる家族から、仏海軍主催のチャリティーバザーへの招待状を頂いたので、さきほど行ってきました。会場がKiKの家の目の前なのもウレシイ。

クリスマスの前になるとこの種のバザーがあちこちで開かれています。KiKの目当ては...


海軍グッズでもなく...


クリスマスの飾りでもなく...


生牡蠣!

ひたすら長蛇の列に並んでやっとこありつけました。美味かった~♥ それにしても、大変な混雑ぶりで、ゆっくりと味わうことができなかったのが残念。


海軍主催というだけあって、牡蠣を開ける人もこんな感じ。




制服姿の凛々しい殿方が一生懸命に開けておりました。

このバザーには、フランスの海軍だけでなく、パリに出張機関を置いている欧米各国の海軍も参加していて、ちょっと珍しい品物があったりします。

ここでも財布の紐をギュウギュウ縛っていたKiKですが、2ユーロという安さにつられ、こんなクマのぬいぐるみを買ってしまいました。
クリスマスマーケット
KiKの働いているデファンスで、クリスマスマーケットの設営が先週から始まりました。
これを見ると、今年ももう終わりなんだなぁー、一年が経つのは速いなーとシミジミ思います。






フランスのクリスマスマーケットは、ドイツ国境付近のものを除いて、どれも今ひとつ。一体誰が買うんだ?と驚くやら呆れるやらの、センスの悪いオブジェや衣類が並んでいます。ホントにこれで商売が成り立つのか???他人事ながら気になる。

ここでKiKがただ一つ楽しみにしているのが屋台。自称美食大国フランスは、どうもこの手の食スタイルを軽蔑する傾向にあるのではないかと常日頃から感じているKiKは、B級グルメが大好き。溶かしたチーズのタップリのったサンドイッチや、アツアツのグラタンを頬張りながらマーケット内をフラフラするのがいいのよね。
ピカチュウ出現
今朝バスに乗ったら、運転手席のカウンターところにピカチュウのぬいぐるみがデン、と鎮座していました。

思わず「ピカチュウ...」と呟いたKiKに、運転手さんが一言。
「これっていいんだよねー。乗客の皆さんが笑顔になってくれるし。」

ギスギスした都会のパリで、珍しく癒されたひとコマでした。それにしても、日本の「カワイイ」文化がいよいよここまで浸透か?と感慨深いものがあります。


証拠写真。ブレブレで申し訳ない。
シャンタル・トマさんに会いました
先日、作家のシャンタル・トマさんのサイン会に行ってきました。

KiKは今、この人の最新作『王妃交換』を読んでいるところ。彼女は去年日本で公開された映画『マリーアントワネットに別れを告げて』の原作者で、日本語訳 (こちらのタイトルは『王妃に別れを告げて』)も出ています。

トマさんに会った印象は、とても上品な人。ボソボソと話す中に芯の強さを感じさせる、本を読んだ限りではKiKの抱いていたイメージとピッタリでした。でも、恐ろしく緊張していたKiKは、うわ言みたいなしゃべり方で、たいした話もできずに何度もお礼を言って逃げるように去ってしまった。あー情けない。

『王妃交換』は、ルイ15世の摂政オルレアン公が、スペイン王フェリペ5世の王女をルイ15世に嫁がせ、代わりに自分の娘をスペイン王太子の妃として、文字通り「交換」を画策するところから話が始まります。表向きは両国の和平のためだけれど、実際はできる限りルイ15世に世継ぎが出来るのを遅らせ、あわよくばその前に国王が何らかの形でこの世を去ると、自分が王位を後継できるのではという目論みがあったのです。というのも、当時スペイン王女はなんとまだ4才の幼女!スペイン側もオルレアン公の提案に飛び付き、かくしてそれぞれの王妃が異なる宮廷で生活を始めるのだが...

まだ読み終わっていないので結末は知りません。いつもなら主人公のことを調べたりするのですが、今回は楽しみを後にとっておきたいので、検索したい欲望を抑えながら読んでいます。

トマさんの文章は簡潔かつエレガント。話は淡々と進むので、ドラマチックな展開が好きな人にはあまり向いていないかもしれませんが、史料をふんだんに取り入れてまるでルポルタージュでも読んでいるようなところがKiKには面白く思えます。

マリーアントワネットといい、今回の王妃たちといい、この人の小説の題材はオカマ心をくすぐりますね~ 『王妃交換』では、エリザベッタ・ファルネーゼ(フェリペ5世の後妻で、スペイン王女の母親)のビッチキャラが個人的にツボです。

サイン会の時、トマさんが今月末に関西学院大学で講演会をしに行くと仰っていました。興味のある方はぜひどうぞ。『マリーアントワネットに別れを告げて』の上映会も兼ねて行われるそうですよ!
フランス製品の見本市
パリでは一年を通じていろんな見本市(フランス語でサロンという)が開かれていまして、今週末はフランス製品の見本市というものが開催されています。

コスト削減と生存競争のため、フランスでも他の先進国同様に、メーカーが次々と国外に生産拠点を移してきました。特に繊維業への打撃は大きく、まず東欧や北アフリカ諸国製、それから中国製商品が巷に溢れかえるようになったのはこの10年ほどでしょうか。

そうなると当然のごとく失業者も増えるわけで、フランスの不況は長引く一方。そこで今のフランス政府が躍起になっているのが、国内の製造業を再び活性化させるということ。

実のところ、フランスに限らず欧州内のいろんな国で自国産業再生は話題になっています。KiKがこの夏に行ったイタリアでも、雑誌で大々的に特集が組まれていて、なかなか面白い記事でした。

フランス製は買いたいけれど、やっぱり値段が高くてなかなか手が出ない、というのが我々庶民の現実。今回の見本市は、フランス製は高い物ばかりじゃないよー、実はこんなお求めやすい価格の商品もあるんだよ、というのを知ってもらうための、政府肝煎りのキャンペーンの一環という感じでしょうか。

KiKもできればフランス、あるいは欧州連合国内で作られたものを買いたいと常日頃から思っている(実際は中国製もバングラデシュ製も買うことあります)ので、さてどんな商品が並んでいるのか、興味津々で行ってまいりました。


時計製造業者のスタンドにて。てっきり製造過程を紹介しているのかと思ったら、これで立派な完成商品だそうです。


意外に(?)多かった繊維系メーカーのひとつ。ここは小物がメイン。


食品系はそんなにありがたくないなぁというのが正直な感想ですが、いろいろ試飲試食させてもらったので、これ以上文句は言いません。


トヨタのヴィッツ(ヨーロッパでの名称はヤリス)も、ベルギー国境付近の工場で作られている、れっきとしたフランス製です。

KiKが最も興味があったのは繊維系のラインナップ。デザインのバリエーションは極力少なくして、同じモデルで色や柄の違うものを提供しているところがほとんどでした。そうでもしないとやっぱりコストは抑えられないんだな、と実感。でも定番のアイテムだったらそれで十分でしょう。毎日素っ頓狂な服ばかり着るわけでもあるまいし。
また、テーブルリネンで驚くほど安いものが!しっかりと連絡先を貰ってきました。

この手のサロンで楽しいのが、出展者側がとにかく売る気マンマンで愛想を振りまいていること。仏頂面のパリの売り子とは大違いで、非常に気持ち良い。

財布の紐が堅いKiKは、結局何も買わずに会場を後にしたのですが、家に帰る途中、オーブンで使うトレイを買わなければいけないことを思い出してモノプリに駆け込み、見つけたトレイが... フランス製でした。

ああ眩しい Fabriqué en France (フランス製)の三語

ちょっと前までモノプリのキッチン用品はほとんど中国製だったのに、どうしたんだ?と思いつつ、ちょっと嬉しくなって帰宅したKiKでありました。
舞台 The Old Woman 鑑賞
知り合いがチケットを譲ってくれたので、今夜はパリ市劇場 Theatre de la ville に、The Old Woman という芝居を見に行くことになりました。

とにかく貰えるものは遠慮なく、という意地汚いKiKは、なんの予備知識も持っておらず、今朝ネットで調べたら...
演出 ロバート・ウィルソン
出演 ミハイル・バリシニコフ、ウィレム・デフォー
って、超豪華!

ロバート・ウィルソンは、前衛舞台演出家として欧米ではわりと有名で、KiKはこの人の「蝶々夫人」を数年前にバスチーユのオペラ座で見たことがあります。舞台セットはKiKのキライなミニマリズム調で「あーまたか」と興ざめでしたが、照明の使い方が(特にラスト)素晴らしかったのを覚えています。和服を大胆にアレンジした衣裳も良かった。やたらと日本風にこだわるあまり変ちくりんな演出になりがちな「蝶々夫人」、日本人はどこか苦笑しながら距離を置いて見るものという印象が強かったのですが、ここまでデフォルメされるともうアッパレで、逆に日本人としてはすんなりとドラマの世界に入っていける演出でした。

バリシニコフは言わずとしれたトップダンサー。今日の芝居でも彼の踊りが見れるといいなーと思うけれど、プログラムを見るとどうもその可能性は低そう。ザンネン。

KiKが初めてウィレム・デフォーを見たのは、30年近く前の「ストリート・オブ・ファイヤー」という映画です。当時は無名に近く、キモイ爬虫類系で顔色も悪くていかにも不健康そうという印象しかありませんでした。KiKはむしろ主演のマイケル・パレに胸をときめかせていて、相手役のダイアン・レインになりきりながらこの映画を見たものです。デフォーはその後スター街道を進み、パレはすっかり地味になってしまいました。男前だったのに、惜しい!

さて、もうすぐ開演です。


開演時間が10分過ぎてもまだ席についていない人が多数...


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一夜明けて...

なんと表現して良いのか良く分からない芝居でした。前衛演劇ってこんなもん?
テキストはいわゆる不条理もので、「1から6まで数えて、その次が7なのか8なのか分からなくなり、近所の人に尋ねてもみんな知らないという」とかの、昔NHKのFMラジオでやっていた「クロスオーバーイレブン」みたいな話が延々と続く。
話の内容はさておき、今回も照明技術が圧倒的に素晴らしかった。まっさらな舞台の背景に、そして小道具大道具にも映し出される鮮やかな色には、文字通り目が奪われました。
音楽と効果音も良かった。ほのぼのとした音楽が流れている途中で「ブチッ」と切れたり、カチンコのような「カァーン」という大きな音で場面が切り替わったり、あとはいかにも前衛だーという感じにさせてくれるノイズ音も、それほどしつこくなくてちょうどいいくらいでした。

そんなわけで、KiK的には感動はしなかったけれど、演出のシャープさに大いに感心した、というのが率直な感想です。

ちなみにバリシニコフは、ほんのちょっとステップを踏むぐらいの踊りしか見せてくれませんでしたが、それでも動きのしなやかさなどはさすがやなー、とホレボレしました。
腹立つパリの地下鉄乗客タイプTOP3
パリ市民の足といえばやはり地下鉄である。本数が多く、市内を縦横無尽に走っていて、夜も割と遅くまで走っている。便利なのは良いことだけど、それだけに利用する人も多く、マナーを守らない奴らに不快な思いをすることも少なくない。今回はKiKが最も腹の立つ乗客のタイプと、それに対するおすすめの嫌がらせを3つ紹介しよう。

タイプ1
満員電車で頑なに補助席に座り続ける人
KiKの見たところ、オバハンに多い。あと、子連れの若い母親も。子供をダシにしているようで、尚更不愉快。先日など、そんな補助席オバハンが周囲の立っている人に、「むこうにまだ場所があるから、そんなギューギュー詰めで立っていることないわよ」と、自分の後ろの方を指さしているのを見た時には、空いた口が塞がらなかった。お前が立てばいいんだよ! と喉元まで出かけました。
嫌がらせ対処法
このケースは、単に場所をとるだけでなく、降車の際に甚だ邪魔。なので降りるときに軽く足やカバンををぶつけたりしましょう。いかにも通りにくそうに、ちょっとよろけるなど、ひと芝居するのも良いかと。

タイプ2
すぐに降りるわけでもないのにずっと出口側に陣取る人
パリの地下鉄は、日本に比べて出口が右になったり左になったりすることが極端に少ない。ほとんどの場合、進行方向に向かった右のドアが開きます。
補助席にぴったりくっつくようにして立っているのならまだ理解できるが、ドアの前にデンと仁王立ちして何駅も過ごす。後ろから降りようとする人のため、一旦降りて通りやすいようにしてあげようなど絶対に思わない。停車中でもドア脇のポールにしがみついている。ここは自分の場所だと言わんばかりに。
嫌がらせ対処法
運悪くそんなやつの後ろから降りなければいけない時は、駅に着く前にちょっと大きめの声で「降りますか」と尋ねる。仮に、降りますと答えられても、全く恥をかくことがない。逆の場合は堂々とそいつを押し退けて前へ出よう。

タイプ3
降りてくる客そっちのけで突進しながら乗ってくる人
まるで川の流れに逆らう鮭のような奴ら、発車を遅らせている張本人である。日本のようにホームで列を作ることなど想像もつかない彼らは、駅に入ってくる車両をガン見し、空いている席を素早くチェックし、車両が止まる直前に入口正面に陣取り、扉が開くと当時に目をつけていた席へまっしぐら。椅子取りゲームでもあるまいし。
嫌がらせ対処法
とにかく目の前に立ちはだかるに限る。一人ならまだしも、複数で向かってこられたら、軽く両手を前に出して(小さく前へならえ、ぐらいがちょうどよい)、左右に開く。モーゼの十戒よろしく道が開けることを期待しながら...

それでもやっぱり腹が立つ時、KiKは日本語で軽く罵倒することもあります。どうせわからないんだし。フランスでだからこそできる言いたい放題!日本に帰ったときこの癖が出そうになって焦ったこと数知れず...

ペット霊園
フランスを含むヨーロッパのカトリックの国々では、11月2日は死者を弔う日ということで、早い話がお墓参りの日。ですが、前日の1日が諸聖人の日で祝日なので、この日に墓参りを済ませてしまう人が多い。

こんな時なので、墓地でも散歩してみようかと思い立ったKiKは、パリ郊外にあるペット霊園に行ってきました。

セーヌ川に沿ったこぢんまりとした敷地内に、小さなお墓が並んでいます。


ハリウッド映画やテレビで活躍した名犬リンチンチン(何代目かは不明)の墓も...


ペット霊園らしく、愛犬愛猫の姿を型どった墓石もチラホラ。


鳥の墓はやっぱりこんな感じで。


もう何十年も放ったらかしにされ、すっかり苔むしてしまったお墓もあれば...


人間のお墓に負けないくらいちゃんとしたものまで。


最寄りの地下鉄駅は13号線 Gabriel Peri または Mairie de Clichy 。クリシー橋 (pont de Clichy) のたもとにあります。入場料3ユーロ50(ちと高い)。

最後はやっぱり菊の花で締めたいと思います。
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