KiKのズンダレ巴里日記
パリからあなたにお届けする、とっておきのくだらない話
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モノプリ今昔
KiKが食料品を調達するのは、週末の朝市と、近所のスーパー、モノプリ。

20年近く前にフランスに住み始めた頃、モノプリは貧乏臭かった。当時はまだスーパーのチェーンが少なく、専門の小売店が結構幅を利かせていた頃。何しろ開店当初は激安店というポジションだったので、まだその名残があったのではないかな。

それが今ではどうでしょう。すっかりブルジョワ化して、商品の値段も他店に比べると若干高め。自社ブランドでも、モノプリ・グルメなるシリーズを数年前に立ち上げ、オーガニック製品にも手を出し、高級志向にシフトしています。

そんなただのスーパーのくせにお高くとまったモノプリで買い物する理由は、かなり頻繁に特売をやっているから。でも足繁く通わないと見逃してしまう、だからモノプリ通いはやめられない。

それに加えて、KiKもだいぶ歳をとったせいか、最近では食べる量が減ってきて、少量でも質の良い物が欲しくなったのも理由ですね。

買い物するだけで月日の流れを感じさせる、KiKにとってモノプリはそんなスーパーなのです。
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絶対に失敗しないレモンのタルト
今日は友人が遊びに来るので、レモンのタルトを作りました。簡単にできて好評なので、作り方を教えちゃいます。

用意するもの
レモン2個
液状生クリーム 20cl
砂糖 (グラニュー糖) 180g
砂糖 (シュガーパウダー、なければ普通のもの) 50g
卵 4個
市販のパイシート
こんな感じです。


つくり方
1. オーブンを180度に温めておく
2. 卵2個を黄身と白身に分け、白身はメレンゲ用にとっておく
3. レモンを洗って皮をすりおろし、果汁と混ぜる
4. 白身とシュガーパウダー以外の材料を全てボールにぶちまけ、混ぜる
5. パイシートに4を流し込み、オーブンに突っ込む。時間は25分
6. その間にメレンゲの用意をする。白身を固めに泡だて、シュガーパウダーを入れてさらに泡立てる
7. 25分経過して出来たタルトの上に卵白をまんべんなく塗る
8. 再びオーブンに入れて、10分間同じく180度で焼く

そして一番大事なのは... 出来上がったタルトを絶対にすぐオーブンから出さないこと! しばらく放置プレイしてやりましょう。そうしないと、メレンゲがしぼんでガムみたいになってしまい、食べる時に歯の裏側にくっついたりして、不快なことこの上ない。

これが今回の完成品です。


本来はメレンゲには卵白が3つ必要なのですが、そうするとどうしても卵黄が1つ余ってしまうので、ケチなKiKは2つでごまかしてます。

レモンの皮はお好みで1個分でも大丈夫だと思います。また、メレンゲの砂糖の分量は本来より少なめですので、もっと甘ーいのが好きな方は、もう少し増量してもオッケー。

お試しあれ~
アデル、ブルーは熱い色
今年のカンヌ映画祭で最高賞を受賞した「アデル、ブルーは熱い色」を見てきました。

女同士の生々しいセックスシーンもさることながら、主演女優がインタビューで撮影条件の劣悪さや監督の度を超えたしごきっぷりを暴露し、公開前から何かと話題を提供していた一作。それが功を奏して(?)、この種の映画にしては珍しく、現在フランスで大ヒット中であります。

本題に入る前に、この作品を生んだアブデラティフ・ケシシュ監督のこれまでの作品について一言。KiKはこの監督の映画が結構好きで、最近では数少なくなった、「この人の映画なら見に行こう」と思わせる監督の一人です。2作目の『身をかわして』では、みずみずしい少年少女たちのむき出しの感情を、時にユーモラスに、時に虚しさを交えて浮き彫りにし、続く『クスクス粒の秘密』では、念願のレストラン開店に向け奔走する初老の男を軸に、複雑に絡み合う人間模様から生まれる悲劇をじっくりと描いて、ともにセザール賞作品賞受賞も納得の秀作です。

KiKがこの人の映画で好きなところは、登場人物の息遣いや体温が伝わってきそうなほどのリアリズム。一歩間違えば単なる下品な覗き趣味になるスレスレのところをうまくフィルムに収めることができるのは、この人ならではの演出の腕だと思います。彼の前作 Vénus noire は、そんな覗き趣味が炸裂しつつも芸術品にまで昇華したと言う点で、KiKの大好きな映画なのですが、なにしろ19世紀初頭にアフリカからヨーロッパに連れてこられた黒人女性(サラ・バートマンという、実在した人物)が、見世物小屋で散々好奇の目にさらされ、珍しい物好きの上流社会で嬲りものにされ、最終的には極貧とアルコールに溺れて売春生活を余儀なくされるというストーリーなので、ヨーロッパの人にしてみればやっぱり過去の恥部を目の前に突きつけられているようで面白くなかったのでしょうか、評論家はほぼ無視、興行的にも失敗に終わりました。

前置きが長くなりましたが、早速『アデル』の話に移りましょう。正直なところ、見る前は少々不安でした。ビアンのカップルの惚れたの腫れたのという話でどうやったら3時間も持つのか?と。見終わって、本当にあっという間でした。欠伸一つも出ませんでした。アデルという女子高生が恋をして、好きな人と幸せな時間を過ごして、やがて関係に溝ができ、悩み、葛藤し、別れに至るという至極単純な話なのですが、一つ一つの場面の描写の丁寧さに驚きます。恋愛映画数あれど、ここまで「人を好きになること」というテーマとがっぷり四つに組んだ映画は珍しいのでは。アデルの場合は、恋した相手が女性だったために様々な困難を伴い、それがドラマチックな効果をアップさせている要因の一つでしょう。

ただ、だからといってこの映画を「レズビアン映画」とか、「同性愛映画」というふうに括ってしまうのはちょっと違うんじゃないか、と思います。アデルとその恋人エマとの間に起こることは、ヘテロのカップルにだって十分ありうることなのだから。 同性愛・異性愛という次元を超越した普遍的な恋愛の形、とでも言いましょうか。同性愛者のはしくれのKiKにはそう思えました。もちろん、同性愛者にはよく分かる、いわゆる「あるある」シーンも所々挿入されていて、個人的に楽しめた部分もありますが。

この映画を語る上で避けて通れないのが、例のセックスシーンでしょう。KiKは『クスクス粒の秘密』の終盤に出てくるベリーダンスのシーンを思い出しました。どちらもとにかくしつこい(笑)。見ているこっちが疲労困憊してしまうくらいですが、そんな気分になるのはやはり演出の凄さでしょう。とにかく見て、感じてくださいとしか言いようがありません。言葉では言い表せない、映像言語がここにあります。

ダラダラと思うまま書き続けてきたのでそろそろ切り上げようかと思いますが、最後に一つだけ。この映画ではすべてのシーンで主人公アデルが登場します。エリック・ロメール監督の映画でも、主役がすべてのシーンに登場する作品がいくつかありますね。観客を主人公に惹き付ける効果は大きいです。それに、アデルが国語の授業で使っているテキストはマリヴォー。ロメールの映画はしばしば「マリヴォー的」と評されることがあり、ロメール本人も好きな作家の一人にあげています。そんなわけで、『アデル』にはなんとなく、ロメール映画との接点があるような気がするのですが、気のせいかなぁ...
田舎での週末 その2
田舎滞在二日目、朝は天気が良かったので、ソーヌ川のほとりを散歩しに行きました。なにせ初めてなので道がわからず、あぜ道をウロウロしながら、なんとかたどり着きました。


釣りをしている人もチラホラ。何が釣れるのかと訊くと、鯉が多いそうで、釣れたら写真を撮って逃がすと言っていました。

午後は小雨混じりのどんよりとした天気でしたが、近くにあるフレシェールというお城を見学。外観はこんな感じ。


17世紀に地元の名士が建てた城で、プロテスタント信者の信仰の場として提供されていたそうです。このお城の見所は、内部の至る所に描かれている壁画です。筆をとったのはイタリア出身のリッキという画家。17世紀半ばには完成していたようです。


今でこそ綺麗に修復され、一見の価値ありというお城ですが、一時は不動産業者に買い取られ、城を潰して分譲地にする計画まで持ち上がっていたのです。お城は地元民の反対運動でなんとか守られたものの、本来あまり良い状態ではなかったのに加え、分譲計画が白紙になるまでの長い間、全くの野放しで荒れ放題になってしまいました。

数年前から新たな所有者の手に渡り、地道にコツコツと修復作業を続けています。この城がかつての輝きを完全に取り戻すのは、いつの日だろうか... と思いながら帰路についたKiKでありました。
田舎での週末 その1
先週の金曜日から日曜日にかけて、KiKは友人に招待され、パリから300㌔以上離れた、リヨン近郊の田舎の家にお世話になりました。

パリの喧騒を離れて、のんびりリラックス。たまにはいいものです。行きのTGVの車両が小便臭くて堪らず、食堂車に逃げたKiKでありましたが、1時間半で最寄りの駅に到着し、そこから迎えに来た友人の車に乗って30分、のどかな田園へと向かいました。



KiKがお世話になった家です。風情たっぷり。

着いた日は生憎の天気でしたが、近くの町にも寄ってみました。


こんな可愛らしい橋がかかってます。町の様子はこんな感じ。


翌土曜日は近場を散歩したり、お城を見学しました。その話は次回へ...
ハナをかむ人
季節の変わり目のせいか、KiKはこの一週間ほど体調がすぐれず、風邪のような症状に悩まされています。昨日あたりからだいぶ調子は良好になったもの、相変わらずハナがズルズル出るのは困りもの。

フランスの人はいつでもどこでも遠慮なくハナをかみます。KiKがフランスに来たばかりの頃は、ちょっとした衝撃でした。あんなに堂々とハナをかんで、尚且つ使用したティッシュは捨てずにポケットの中へ入れ、次回のためにとっておく人たち... それが今では自分もやるようになりました。

でも、やっぱり人前でハナをかむのは好きではない。なぜなら、かんだあとのハナをじっくりと見られないから。「こんなに出た~!」というあの感動、これはやっぱり独りで楽しみたいものです。特に偶然大量に出してしまった時など、人前だと、自分の出したハナを見たい欲望を抑えるのに一苦労ですが、独りの時はじっくりと鑑賞できる。

KiKが学生だった頃の話、当時はまだ人前でハナをかむという行為に抵抗があって、ある日ハナををズルズルすすりながら図書館(それもよりによってフランスの知の殿堂、国立図書館...)で調べものをしていたとき、近くにいた女性にサッとちり紙を渡されたことがあります。あの時はさすがに恥ずかしくて、ハナをかむ習慣がついたのはそれ以来ですね。

この話もKiK の鼻水みたいにダラダラとしてきましたので、この辺で失礼!
ベルサイユといえば...
KiK が通勤に使っている電車は、サンラザール駅発ベルサイユ行。ベルサイユといえば、ベルばらである。
実はKiK、この名作を初めて読んだのはほんの10年ちょっと前で、すっかりハマってしまい、漫画を貸してくれた友人とベルサイユ参りにも行きました。
ベルばらブームはあまり記憶になくて、何となく「過去の流行りもの」という程度にしか捉えていませんでした。中学校で、50歳は余裕で超えている社会科の先生が、歴史の授業で「皆さん『ベルばら』は読みましたか」と訪ねた時には、一同唖然としたのを覚えています。

この漫画の魅力は、絶対にありえない話が史実とうまく同居しているところでしょう。歴史ものの小説や漫画で、これほどエンターテイメント性を追及した作品は珍しいのでは。あと、やっぱりフランスという遠い異国の話だから可能なのであって、日本史だとここまで荒唐無稽な設定は難しい。どうしてもツッコミが入ってしまう。

ベルばらの登場人物でKiKが一番好きなのはロザリー。主役クラスの登場人物以外で唯一、物語の最初から最後までほぼ出ずっぱりな彼女は、どこか狂言回しというか、神の目、みたいなところがある。なおかつ、この人の人生も結構波瀾万丈で、フィクション部分の面白さを盛り上げているし。

そんなことを考えながら、今日も通勤電車に揺られるKiKであった...

写真は通勤通学客でごった返す今朝のサンラザール駅の様子。
早くもネタ切れ...
今日はネタが無いので、意味もなく写真を載っけてみることにしました。なにせブログ初心者なもので、撮った写真の貼り付けテストみたいなかんじです。


KiKの働いているパリ郊外、デファンスの昼頃の様子。
ここは高層ビルがニョキニョキ建っている、西新宿みたいなところ。

車が通らない(車道は地下にある)ので、ゴミゴミした感じはなく、天気の良い日にブラブラするのは割と快適。ただし、建物などの設備は、手入れが悪くて残念。ピッカピカのモノをつくる情熱はあるけれど、出来たらすっかり満足してそれっきり放置、というフランスではよく見られるパターン。

仕事が終わってから、パリの中心部にある保健所のようなところで、B型肝炎のワクチン接種を受けに行ってきました。B型肝炎にかかった友人から、その苦労話を散々聞かされ、すっかり震え上がったKiKですが、3回も注射を打たなければならないと聞いて、「めんどくさー」とついつい先延ばしにしていたのであります。で、今日がその3回目、最後の注射でした。

保健所の外観がコレ。


KiKは学生の頃、ここのすぐ近くに住んでいました。ここの斜め向かいにある小さな公園には 、桜の木が数本植えてあります。満開でも咲いているのだか枯れているのだか分からないような、呆れるほどショボいパリの桜の中でも 、ここは割と派手に咲くほうだと思う。
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