KiKのズンダレ巴里日記
パリからあなたにお届けする、とっておきのくだらない話
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FRANTZ
歳をとると感受性が鈍るというか、ちょっとやそっとのことでは感動しなくなったり、してもノスタルジーを掻き立てられるようなものが殆どだったり、という気がします。

そんなKiKが久しぶりにズシリと心に響く映画に出会いました。フランソワ・オゾン監督の最新作「FRANTZ」です。

第一次世界大戦後のドイツの小さな街を舞台に、戦争の傷跡が生々しく残る人々の心を繊細に描く一方、ストーリーは大胆で観客をグングン引き込む鮮やかな演出。オゾン監督はコメディも上手いけれど、「まぼろし」や「ぼくを葬る」のような心理ドラマも非常に深い。

それに加え、今作では圧倒的な映像美を見せてくれます。陳腐な言い方とは分かっていても、素直に「感動した」と胸を張って言える、KiKにとって近年稀な映画です。日本でも公開されると思うので、是非見てください!
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明日から三連休
… ですが、なんの予定もありません。ひたすらダラダラと過ごします。

今晩は久しぶりに芝居を見に行きました。La candidate 日本語で題をつけるなら、「ワタクシ、大統領選に立候補いたします!」てな感じのコメディ。主演のアマンダ・リアはヨーロッパのゲイアイコンで、お客さんにはやっぱり組合員の人たちが多かったです😁。


アマンダさん、年齢非公開、性別も非公開、というか、昔から性転換者とか実は男だという噂が根強く、本人も肯定はもちろん否定もしないものだから、なおさら謎は深まるばかり。ダリやらブライアン・フェリーやらとの親好でも有名ですね。恐らく70歳ぐらいだと思いますが、上のポスター写真を見てのとおりスタイル抜群で、今回の舞台では水着姿も披露するというサービスぶりでした。
KiK、久しぶりにコメディーフランセーズで芝居を見る
昨日、数年ぶりにコメディーフランセーズに芝居を見に行ってきました。


出し物はヴィクトル・ユーゴーの「ルクレツィア・ボルジア」です。超人気でチケットをとるのが大変でした。

タイトルロールの主演はギョーム・ガリエンヌ。え、ガリエンヌさん男なのにルクレツィア役? そこがミソ。最近はこの人もちょことちょこと日本でも紹介されているみたいですね。フランスで大ヒットした主演映画も公開されたけど、「不機嫌なママにメルシィ」って邦題は何とかならんかったのか。

芝居の方は、さすがコメディーフランセーズ。演出(俳優でも有名なドニ・ポダリデス)、美術、衣装(クリスチャン・ラクロワ)、音楽どれも超一級品。でも一番の見所はやっぱりガリエンヌさんでしょう。彼は非常にセクシーでした。もちろん男っぽいというんじゃなくて、女として。大地喜和子さんみたいなセクシーさ、とでも言いましょうか。ただの女装で終わらないところが、この役者さんの凄いところです。

観客の受けも良かったみたいで、カーテンコールではかなり長い間にわたって拍手喝采ブラボーの叫びが鳴りやまず、文字通り大盛況で終わりました。


KiKの週末コメディ三昧
この週末は土曜日曜と立て続けにコメディ芝居を見に行きました。

まず土曜はモンパルナス劇場で「Grandes filles」、日本語のタイトルをつけるとしたら、「オバチャンたちの一年間」て感じかな?四人のベテラン女優が、1月から12月と月毎にテーマを変えて繰り広げるショートストーリー。絵に書いたようなユダヤ人母、エホバの証人に入信していたブルジョアマダム、カトリックだけど花柄のワンピースが似合う太めの女性が好みのレズビアン、北アフリカからの移民でもアラブ系ではなくてカビリア人の世話好きオバサンという、一見全く接点のない四人の女性があーだこーだと喋る喋る。
ユダヤ人母を演じているジュディット・マーグルは新聞のインタビューで「四人のバカ女がバカな話をする」とこの芝居を紹介していて、KiKはそれをたまたま読んで非常に興味をひかれました。まさにその通りでした。

翌日曜日は友人に誘われてChiens de Navarre という劇団の舞台を見に行ったのですが、これが大当たり。場内に入ると、いきなり磔にされた血だらけのキリストが...

このキリストさま、何やら独り言を延々と続けていて、それがホントに可笑しい。「足が痛いな~これこそ受難だよ~」とか、「早く復活祭にならないかなぁ~ 。ウサギとか卵の形をしたチョコレート大好き」とか、「僕ってアクションが得意な役者なんで、どうもこういう独白ものは苦手って言うか... 」などなど。始まりからかっ飛ばしてます。
内容は、日本風に言うところのコントに近いのですが、超ヤバイ糞尿汚水、下ネタ、社会批判パロディー満載、嵐のような笑いが連続の一時間半でした。腹がよじれるという表現がピッタリ。砂で一面を覆われたステージで、終了後記念に一枚。ヤシの木もありますね。


また、この公演が行われたのは、ピーター・ブルックに縁の深いブッフデュノール劇場。KiK が思うパリでもっとも美しい劇場です。オペラ座なんかよりも数百倍イカしてるぜ。


そんなわけで、すっかりコメディ三昧だったKiKの週末でした。
KiK、舞台「エッグ」を見る
昨日の夜、シャイヨー劇場で野田秀樹さんのお芝居「エッグ」を見てきました。実は、一晩明けた今でもちょっと興奮してます。

野田さんの舞台を見るのは初めてでしたが、劇中劇、不条理ユーモア、喜劇から悲劇への移り変わりなど、KiK の好きな要素が一杯詰まっていて、是非また別の作品も見たい! とすっかりファンになりました。

日本版と同じ豪華キャストも大きな魅力で、特に仲村トオルさんのカッコよさにシビレた~。彼の上半身裸には文字通り目の保養をさせてもらいました。藤井隆さんの変貌ぶりもお見事で、KiK は以前からこの人は芝居がうまいと思っていたのですが、改めてそう感じました。

こちらのマスコミではあまり大きく取り上げられていないのがちょっと悔しいのですが、レクスプレス紙は概ね好意的な批評をしていましたよ。


開演前はこんな感じ。


カーテンコールの時。

来年も野田さんのお芝居が見られるといいな~

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